
実家の片付けをしていると、
「こんな古いもの、もういらないよね」
と思うものが次々と出てきます。
ところが、ちょっと待ってください。
自分にとっては不要品でも、欲しい人にとっては価値のあるものかもしれません。
特に実家には、何十年も前に購入した時計、カメラ、レコード、古銭、食器、アクセサリーなどが眠っていることがあります。
古いからといって、必ずしも価値がないとは限りません。
むしろ現在では作られていないものや、コレクターが探しているものなら、思わぬ値段が付くこともあります。
そこで今回は、実家の片付けで見つけたら、捨てる前に一度確認しておきたいもの10選を紹介します。
1.古銭・記念硬貨・昔のお金
最初に確認したいのが、古いお金です。
タンスや引き出し、昔の財布、小箱などから、
- 昔の日本のお金
- 記念硬貨
- 外国のコイン
- 金貨・銀貨
- 古い紙幣
などが出てくることがあります。
「昔のお金だから高いだろう」と思ってしまいがちですが、古ければ何でも高価というわけではありません。
一方で、発行枚数、保存状態、素材、年代、希少性などによって価値が大きく変わるものもあります。
特に注意したいのが、よく分からないからと磨いてしまうこと。
コインは磨くことで価値を落としてしまう場合があります。
見つけた状態のまま保管して、まず何なのかを調べるのがおすすめです。
当サイトには古銭や金貨・銀貨の売却についての記事もありますので、こちらは後ほど関連記事としてリンクしておきます。
古銭や金貨・銀貨が見つかった場合は、こちらの記事で売却先を選ぶポイントも詳しく紹介しています。
2.古い腕時計
動かなくなった腕時計も、すぐ捨てない方がいいものの一つです。
有名ブランドの時計はもちろんですが、古い機械式時計や現在生産されていないモデルなどには需要がある場合があります。
「壊れているから価値がない」
とは限りません。
部品を必要としている人がいたり、修理・再販売を前提に買い取られたりするケースもあります。
箱、保証書、説明書、余ったベルトのコマなどが残っている場合は、時計本体と一緒に保管しておきましょう。
3.昔のカメラ・レンズ
実家の押し入れで見つかりやすいのが、フィルムカメラや交換レンズです。
デジタルカメラやスマートフォンが普及したことで、
「フィルムカメラなんてもう使わないだろう」
と思うかもしれません。
しかし、中古カメラには国内外で需要があります。
カメラ本体だけでなく、
- 交換レンズ
- ストロボ
- ファインダー
- カメラバッグ
- フィルター
なども一緒に確認しておきましょう。
カメラに詳しくない場合、無理に分解したり清掃したりせず、そのまま査定してもらう方が安心です。
4.レコード・CD
昔集めたレコードも、捨てる前に確認したいものです。
特にレコードは再び人気が高まり、中古市場でも売買されています。
すべてのレコードが高く売れるわけではありませんが、
- 希少盤
- 初回盤
- 廃盤
- 限定盤
- 人気アーティスト
- 帯付き
などによって評価が変わる場合があります。
ジャケットや付属品も商品の一部なので、レコードだけを取り出して処分しないようにしましょう。
大量にある場合は、一枚ずつ処分する前に専門店などへ相談する方法もあります。
5.昔のおもちゃ・ゲーム
子どもの頃に遊んでいたものが、意外なコレクター商品になっていることがあります。
たとえば、
- ブリキのおもちゃ
- 超合金
- ミニカー
- 鉄道模型
- 人形
- キャラクターグッズ
- 昔のゲーム機
- ゲームソフト
などです。
発売当時は普通のおもちゃだったものでも、年月が経つことで残っている数が少なくなり、コレクターが探している場合があります。
箱や説明書が残っていれば、捨てずに一緒に保管しておきましょう。
6.ブランドバッグ・財布
何年も使っていないバッグや財布も確認してみましょう。
「傷がある」
「デザインが古い」
「箱がない」
といった理由だけで捨てるのは早いかもしれません。
ブランドやモデルによっては、古い商品でも中古市場で需要があります。
状態が悪くても査定対象になる場合があるので、まずブランド名やモデルを確認してみるといいでしょう。
保存袋、箱、ギャランティーカードなどが残っていれば、本体と一緒にしておきます。
7.貴金属・アクセサリー
使わなくなった指輪、ネックレス、ブレスレットなども要チェックです。
デザインが古くても、金・プラチナなど素材そのものに価値がある場合があります。
「石が取れている」
「チェーンが切れている」
「片方しかないピアス」
といったものでも、素材によっては価値が残っている可能性があります。
アクセサリーの小箱をまとめて捨ててしまわず、刻印などを確認してみましょう。
8.着物・帯・和装小物
タンスに何十年も眠っている着物も、処分に困りやすいものです。
購入時には高価だった着物でも、必ず高額で売れるとは限りません。
しかし、
- 作家物
- 伝統工芸品
- 有名産地のもの
- 状態の良いもの
- 証紙などが残っているもの
などは評価される可能性があります。
帯や和装小物などもまとめて確認しておきましょう。
価値が分からないままゴミとして処分するより、一度確認してから判断する方が安心です。
9.古い食器・陶磁器
食器棚の奥にしまわれたままの食器もありますよね。
特に、
- ブランド食器
- 有名メーカー
- 作家物
- 古い陶磁器
- 贈答品
- 未使用品
などは確認してみる価値があります。
箱に入ったままの食器が見つかったら、箱も捨てないようにしましょう。
箱や説明書、栞などが、その品物を確認する手掛かりになることがあります。
10.切手・テレホンカード・昔のコレクション
昔は切手収集が人気の趣味でした。
実家から大量の切手アルバムが出てくることもあります。
そのほか、
- テレホンカード
- 記念メダル
- 絵はがき
- 古いポスター
- 映画パンフレット
- 鉄道グッズ
- スポーツ関連品
などもあります。
重要なのは、
「自分が興味を持っていない=価値がない」ではない
ということです。
コレクション品は、そのジャンルに詳しい人でなければ価値を判断しにくいものがあります。
捨てる前に「写真を撮って調べる」だけでも違う
実家の片付けでは、とにかく物が多いため、
「面倒だから全部捨てよう」
となりがちです。
しかし、一度捨ててしまったものは戻ってきません。
気になるものを見つけたら、まずスマートフォンで、
全体・メーカー名・ロゴ・型番・刻印
などを撮影しておくと便利です。
商品名や型番が分かれば、中古市場でどのような商品なのか調べやすくなります。
ただし、ネット上に高額な販売価格が掲載されていても、その価格で実際に売れるとは限りません。
販売価格と買取価格も違います。
一つの情報だけで「これは○万円だ!」と判断しないことも大切です。
「まとめて売る」と「専門店に売る」は使い分けよう
実家の片付けでは大量の品物が出てきます。
全部を一つの店に持ち込めば簡単ですが、品物によって得意な買取業者は違います。
たとえば、
古銭なら古銭・コインに詳しいところ。
カメラならカメラに詳しいところ。
ブランド品ならブランド品を多く扱うところ。
着物なら着物を査定できるところ。
というように、価値がありそうなものほど、そのジャンルに詳しい業者を選ぶという考え方があります。
一方で、それほど価値が高くなさそうな日用品まで一つずつ専門店へ持っていくのは大変です。
「まとめて処分するもの」と「個別に確認するもの」を分けると、片付けが進めやすくなります。
こんなものが出てきたら、いったん保留箱へ
実家を片付けるときには、
「捨てる」「残す」「売る」「分からない」
の4つに分ける方法がおすすめです。
特に便利なのが「分からない箱」。
価値があるか判断できないものを、とりあえずそこへ入れておきます。
片付けの途中で一つひとつ検索していると、作業が止まってしまうからです。
まず分類する。
あとから「分からない箱」だけ調べる。
これだけでも作業しやすくなります。
まとめ|古いからといって価値がないとは限らない
今回紹介した、捨てる前に確認したいものは次の10種類です。
- 古銭・記念硬貨・昔のお金
- 古い腕時計
- 昔のカメラ・レンズ
- レコード・CD
- 昔のおもちゃ・ゲーム
- ブランドバッグ・財布
- 貴金属・アクセサリー
- 着物・帯・和装小物
- 古い食器・陶磁器
- 切手・テレホンカード・昔のコレクション
もちろん、これらが必ず高く売れるというわけではありません。
それでも、価値を確認せずに捨ててしまうのはもったいない。
実家の片付けをするときは、
「古いから捨てる」ではなく「古いから一度確認する」
くらいの気持ちでちょうどいいかもしれません。
思いがけず、誰かが探しているものが眠っている可能性があります。
「暮らしとお金の得する研究所」では、今後も古銭、時計、カメラ、レコード、ブランド品などについて、売る前に知っておきたいポイントや損をしにくい売却方法を詳しく紹介していきます。
知って得する、知らなきゃ損する。
捨ててしまう前に、まず一度確認してみてください。


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