「勉強しなさい」
「宿題は終わったの?」
「テスト前なのに、いつまでスマホを見ているの?」
中学生や高校生の子どもが家でまったく勉強しない。
そんな姿を毎日見ていると、親としてはどうしても口を出したくなります。
本人の将来を心配しているからこそ、何も言わずに見ているのは難しいものです。
ところが、
「勉強しなさい」と言えば言うほど反発する。
注意すると部屋に閉じこもる。
スマホを取り上げればケンカになる。
最後には親のほうが疲れ果ててしまう。
こんな状態になっている家庭も少なくありません。
では、どうすればいいのでしょうか。
大切なのは、子どもを無理やり机に向かわせることだけではありません。
場合によっては、親が「勉強させる役」から少し離れたほうが、状況が動き始めることもあります。
今回は、中学生・高校生の子どもが家で勉強しないときに、親としてどのように考えればいいのかを整理してみます。
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なぜ中学生・高校生になると「勉強しなさい」が効かなくなるのか
小学生の頃なら、
「宿題やった?」
「先に勉強してからゲームにしよう」
という親の声かけで動いていた子どもも、中学生や高校生になると同じようにはいかなくなります。
むしろ、
「今やろうと思ってたのに」
「分かってるよ」
「うるさい」
と反発されることが増えてきます。
これは珍しいことではありません。
中学生・高校生になると、自分で決めたいという気持ちが強くなります。
そのため、親から勉強するように言われること自体を「自分の行動を管理されている」と感じる場合があります。
すると、本来は「勉強するかどうか」という話だったはずなのに、
親から言われたくない。
指図されたくない。
という別の問題に変わってしまいます。
親は勉強してほしい。
子どもは干渉されたくない。
この二つがぶつかり続けると、勉強以前に親子関係が疲れてしまいます。
「勉強しない=やる気がない」とは限らない
家で勉強しない子を見ると、
「この子はやる気がない」
と思ってしまうかもしれません。
しかし、実際にはもう少し複雑です。
たとえば、
何から手をつければいいか分からない。
学校の授業についていけなくなっている。
苦手科目を見るだけで嫌になる。
勉強方法そのものが分からない。
頑張っても成績が上がらず諦めている。
部活や学校生活で疲れている。
スマホやゲームのほうが簡単に楽しめる。
こうした理由が重なっていることがあります。
本人も「勉強しなければいけない」と分かっているケースは少なくありません。
分かっているのに動けない。
そこへ毎日のように、
「勉強しなさい」
と言われる。
すると、できていない自分をさらに指摘されたような気持ちになり、余計に勉強から逃げたくなることもあります。
親が「監督」になりすぎると家庭が疲れる
子どもの成績が心配になると、親はつい管理する項目を増やしてしまいます。
今日は何時間勉強した?
宿題は?
提出物は?
次のテストはいつ?
スマホは何時間使った?
塾の宿題は?
もちろん、親として確認したくなる気持ちは自然です。
しかし、これが毎日続くと、家庭の中で親が「勉強の監督」のようになってしまうことがあります。
子どもからすると、
親と話す=勉強の話をされる
という状態になります。
親のほうも、
「今日も勉強していない」
「またスマホを見ている」
と常に子どもの行動が気になります。
これでは双方が疲れてしまいます。
家庭は、本来は子どもにとって安心して戻れる場所でもあります。
その家が毎日「勉強しなさい」と言われる場所になってしまうと、勉強そのものへの嫌悪感まで強くなる可能性があります。
一度「勉強しなさい」を減らしてみる
そこで一度試してみたいのが、
「勉強しなさい」という回数を減らすことです。
完全に放置するという意味ではありません。
必要な話はする。
テストや進路についても話し合う。
ただし、毎日の行動を逐一監視しない。
この距離感です。
最初は不安になるかもしれません。
「何も言わなかったら、本当に何もしないのでは?」
と思うでしょう。
実際、一時的には何もしないこともあります。
しかし、親が毎回指示する状態が続くと、
「勉強は親に言われてやるもの」
になってしまいます。
どこかで、
自分はどうするのか。
いつやるのか。
何をやるのか。
を本人が考える必要があります。
そのための余白を作る意味でも、親が少し引くことには意味があります。
「何時間やった?」より「困っていることある?」
声をかけるなら、勉強量を確認するだけではなく、困っていることを聞いてみる方法もあります。
「最近、勉強で困っていることある?」
「分からない科目ある?」
「何からやればいいか分からなくなってない?」
このような聞き方です。
子どもがすぐ答えてくれるとは限りません。
「別に」
で終わるかもしれません。
それでも構いません。
重要なのは、
「勉強したかをチェックする人」
だけではなく、
「困ったときには相談できる人」
として親が存在することです。
子ども自身が困ったときに話せる関係を残しておくほうが、長い目で見ると大切かもしれません。
問題は「勉強時間」ではなく「勉強のやり方」の場合もある
親から見ると、
「とにかく机に向かえばいい」
と思ってしまいます。
しかし、本人は机に座っても何をすればいいのか分からないことがあります。
数学が苦手なら、どこまで戻ればいいのか。
英語なら、単語からなのか文法からなのか。
定期テストなら、何日前から何をすればいいのか。
受験なら、どの教材をどの順番で進めればいいのか。
これを自分一人で決めるのは、中学生・高校生にとって意外に難しいものです。
つまり、
「勉強しない」
のではなく、
「勉強をどう進めればいいのか分からない」
可能性もあります。
この場合、必要なのは叱ることではなく、勉強の進め方を一緒に整理することです。
親子だけで解決しようとしなくてもいい
ここで考えたいのが、
「親が全部やらなくてもいい」
ということです。
親が、
勉強するように言う。
計画を作る。
進み具合を確認する。
分からないところを教える。
テスト結果について話す。
これを全部担当すると、親子関係が勉強中心になってしまいます。
そこで、勉強の管理や学習計画については第三者に任せるという方法もあります。
学校の先生。
塾。
家庭教師。
オンライン学習サービス。
選択肢はいくつもあります。
親ではない第三者から言われると、同じ内容でも素直に聞ける子どももいます。
これは親の指導が悪いという話ではありません。
親子だからこそ感情が入ってしまうのです。
通塾が負担ならオンライン学習という選択肢もある
最近では、自宅で指導を受けられるオンライン型の学習サービスもあります。
その一つが【オンライン学習塾「ウィズスタディ」】です。
【オンライン学習塾「ウィズスタディ」】は、中学1年生から高校3年生、浪人生・再受験生などを対象としたオンライン専門塾です。
特徴の一つは、授業だけを提供するのではなく、学習計画やコーチング、個別サポートまで含めて自宅学習を支えること。
年間スケジュールや月ごとの学習計画を作成し、定期的なコーチングを通じて学習状況を確認する仕組みがあります。
「何を、いつまでに、どのくらいやればいいのか分からない」
という子どもにとっては、こうした学習管理そのものを第三者に任せられる点が一つの選択肢になります。
料金は1科目あたり月額5,980円(税込)からと案内されており、一般的な通塾に比べて費用を抑えながら利用したい家庭にも検討しやすい設定です。
高校受験、大学受験、定期テスト対策、英検対策、苦手科目の克服など、さまざまな目的に対応しています。
「塾へ行きなさい」と言っても動かない。
部活などで通塾時間を確保しにくい。
親が勉強の進捗を管理することに疲れてきた。
そんな家庭なら、自宅で利用できるサービスを一度比較してみてもいいでしょう。
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無料カウンセリングのほか、無料体験も用意されています。
いきなり入塾を決める必要はありません。
まずは、
「今どこでつまずいているのか」
「どんな勉強方法が合いそうなのか」
を親子以外の人に相談してみるだけでも、状況を整理するきっかけになるかもしれません。
親ができることは「勉強を教えること」だけではない
中学生・高校生になると、勉強内容も難しくなります。
親がすべて教える必要はありません。
数学の問題が分からなくてもいい。
英語の文法を説明できなくてもいい。
大学受験の仕組みに詳しくなくてもいい。
親にしかできない役割もあります。
安心して帰ってこられる家を作る。
話したくなったときに話を聞く。
必要な教材や環境を用意する。
困ったときに助けを探す。
子どもが失敗したときに、人生が終わったような顔をしない。
こうしたことも立派なサポートです。
テストの点数だけで話を終わらせない
テストが返ってきたとき、
「何点だった?」
だけで終わっていないでしょうか。
点数は分かりやすい数字なので、どうしても気になります。
しかし、本当に確認したいのは、
どこができなかったのか。
本人は結果をどう思っているのか。
次にどうしたいのか。
という部分です。
60点だったとしても、
前回より10点上がった。
苦手だった単元ができるようになった。
勉強方法を変えた結果が少し出た。
ということもあります。
逆に90点でも、本人が無理をしすぎて疲れている可能性があります。
点数だけでは見えないものがあります。
「やる気が出たら勉強する」を待ちすぎない
一方で、
「本人の自主性に任せよう」
と完全放置するのも難しいところです。
勉強は、やる気が出てから始めるとは限りません。
少し始めたことでエンジンがかかることもあります。
そのため、
毎日30分だけ。
英単語10個だけ。
問題集2ページだけ。
といった小さなスタートを作る方法もあります。
最初から、
「毎日3時間勉強しなさい」
ではハードルが高すぎます。
勉強習慣がない状態なら、まずは机に向かう回数を増やすほうが現実的です。
子どもの勉強で親が疲れ切らないことも大切
子どもが勉強しない。
成績が下がった。
受験が近づいている。
親として焦るのは当然です。
しかし、子どもの勉強について一日中考えていると、親自身が疲れてしまいます。
そして親が疲れるほど、
「なんでやらないの?」
という言葉も強くなります。
子どもの人生は子どものものです。
もちろん、まだ中学生や高校生ですから、親のサポートは必要です。
ただし、
親が本人の代わりに勉強することはできません。
本人の代わりに受験することもできません。
だからこそ、
親が担当する部分。
子ども本人が担当する部分。
学校や塾など第三者に任せる部分。
これを分けて考えることも必要です。
「勉強しなさい」を言い続ける毎日から少し離れてみる
子どもが家で勉強しないと、どうしても不安になります。
しかし、
「勉強しなさい」
を100回言ったからといって、100回分勉強するわけではありません。
むしろ親子ともに疲れてしまうことがあります。
そんなときは、
子どもを変える方法だけを考えるのではなく、
「親が抱えている役割を少し減らせないか」
と考えてみてもいいのではないでしょうか。
学習計画を立てる役。
進捗を確認する役。
勉強方法を教える役。
そのすべてを親が背負う必要はありません。
必要なら、学校や塾、オンライン学習など第三者の力を借りる。
それも子どもを支える方法の一つです。
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「塾に入れる」と決める前に、今の勉強方法について相談してみるところから始めることもできます。
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親が少し楽になる。
子どもも少し楽になる。
そのうえで、本人が自分の勉強について少しずつ考えられるようになる。
中学生・高校生の勉強では、そんな距離感が必要になる時期もあるのかもしれません。


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